─ 日常の動作を、体を整える時間に変える ─
はじめに
運動は習慣化するまでが難しい――そう感じる人は多いのではないでしょうか。時間帯や方法を悩むよりも、「まず動いてみること」が大切です。そしてその動きは、特別な運動でなくても構いません。今回は、QOLifeらしく“暮らしの中に自然と溶け込む運動”という視点で、実践のヒントをお届けします。
気づけば動いている?運動=特別ではない
「運動しよう」と思うと、つい大げさに考えてしまいがちです。けれど、歯磨き中にかかとの上下運動をする、階段を使う、買い物袋を持ち替えてバランスを取る――これらも立派な運動です。意識を少し変えるだけで、運動量は自然と増えていきます。
小さな目標が継続の鍵
最初から大きな目標を立てるよりも、1日1分の肩回しストレッチや、「階段を1日2回使う」などの小さな挑戦が、習慣化の近道です。達成感が積み重なることで、“続けたい”という気持ちも育ちます。
習慣にするコツは「増やす」でなく「気づく」
運動時間を増やすぞ!と意気込むよりも、「気づいたら動いていた」という状態をつくることが理想です。動きは日常の中にすでにある――そのことに気づく視点こそが、質の高い運動習慣をつくる第一歩になります。
おわりに
運動は、日常の延長線上にあります。まず動いてみる、その一歩が大切です。QOLifeでは、「頑張らなくても整う」をテーマに、次回〈睡眠編〉では“眠りの質を高めるためのミニマルな習慣”をご紹介します。